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▲ 「建築×BIM×ロボット」のデモンストレーション
ついにその日がやってきました。❝ビルメンテナンス イノベーション❞が2024年5月29日(水)12:00~15:00 会場はビルメンテナンス会館 4F会議室、歴史に残る [建築×BIM×ロボット]のデモンストレーションが行われました。
三回に分けて実施されたにもかかわらず足の踏み場もないほどの大盛況でした。
ビルメンテナンス業界が戦後間もないころから産業として成長し、昭和45年より建築物環境衛生管理で社会貢献をしつつ、昨今のコロナ禍では不眠不休で除染業務や建物全体の健全な衛生環境を維持し続けています。
しかしながら、業界は世情と同様に様々な壁に埋没しつつあります。この度の全国ビルメンテナンス協会の企画は、この厚く険しい壁を突破できる最大のニュースとなりました。
当社は2016年よりイノベーション経営10年計画の元で、働き方改革等を8年かけて強力に押し進めています。そして2026年を目標に建物設備保守点検業務のDX化を推進中です。
本日この新情報を掲載するに当たり、現在のお客様や協力会社そして社員各位。更に、近い将来に出会う求職者の皆様との強く素晴らしい出会いのご縁とさせて頂きたいと心より祈念しております。
私達のビルメンテナンス( 建物維持管理業 )は自らの改革力によって予知・予防保全環境を充実してまいります。
■開催趣旨
「建築×BIM×ロボット」のデモンストレーション
全国ビルメンテナンス協会と広島工業大学 建築保全業務ロボット研究センターは、ビルメンテナンス会館で「デジタルツインの実現に向けた『BPS』ならびに『維持管理BIM』デモンストレーション」を実施しました。
国土交通省・建築BIM推進会議が令和4年3月に策定した「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」では、維持管理・運用BIMの担い手として「ビル管理会社」が明記されています。
これを踏まえて全国ビルメンテナンス協会では「維持管理・運用BIM-WG」を設置し、ビル管理会社が維持管理・運用BIMに適切に対応できるよう、調査・研究を進めており、BIMを活用した清掃・警備・設備管理の制御等により収集したデータの活用等について、実演・説明を行いました。
●開催日時: 2024年5月29日(水)12:00~15:00 ●開催場所: ビルメンテナンス会館 4F会議室 ※この機器はデモ専用機器であり、すでに清掃や警備の作業ロボット( BMP システム )は稼働しています。また、設備管理でも遠隔管理システムや各種様々な端末DX化が進み、夢が現実に加速度的にイノベーションが起こると予想されています。
■このシステムの用語解説
・全地球測位システム =GPS(Global Positioning System)
・建物内の自己位置推定技術 =BPS(Building Positioning System)
・建築物に関する情報のモデリング手法 =BIM(Building Information Modeling)
※BIM…建築する建物の全てををコンピューター上の3D空間で構築し、企画や設計、施工、維持管理に関する情報をすべて一元化できる。
※GPSとBPS…GPSは、人工衛星を利用して現在位置を測定するシステムで、受信機が複数の通信衛星から電波を受信して、緯度・経度・高度などを割り出します。GPSは、様々なセンサーを利用し、建物内の現在位置を測定するシステムで、屋内版のGPSとも言える位置情報を共有するシステムです。
■開発コンセプト
BIMと連携したセンサを建物に整備して、建物内でロボットの位置情報を共有するシステム (BPS)で運用
■建築保全ロボットの社会実装
建築は作って終わりではなく、建設当初の性能を維持するために継続的な保全が必要となり、人手不足に伴う保全作業員や人件費高騰などにより適切な建築保全活動である、業務用清掃・警備ロボット、業務用検査ロボットなどの「建物全体の保全ロボットの社会実装」を目指しています。
■見学の所感
建築物総合管理業務は、清掃・警備・設備・衛生管理等を仮称ビル管法により維持管理を行う中で、最もDX化が困難な部門は設備管理部門です。
針の穴ほどの可能性・01型問題解決・ピンチはチャンス・強みは自然に伸ばし弱みはPDCAで解決等々の基本的指針をもってすれば、この度の「建築×BIM×ロボット」のデモンストレーションは余りある素晴らしい突破口となりました。
大きな勇気と情報を賜りました、全国ビルメンテナンス協会並びに広島工業大学の研究室他関係者の皆々様には心より大感謝を申し上げます。 ありがとうございました。
■詳しくはリンク先でご覧ください。
●広島工業大学 屋内ロボットのコスト削減と、建物維持管理の進化に寄与する、世界初のBPS開発に成功
●7月19日(火)「BPS」のデモンストレーション
●「クリエイティブメンテナンス」と杉田宗研究室のビジョン
●「建築×BIM×ロボット」のデモンストレーションを開催
●公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会
■将来を予知したレポート
2018年に月刊ビルメン「ビルメン虎の穴」からの業界への予知情報 ( イラストのクリックで全頁をご覧ください )
6年前に私たちを救うために提言をしてくれた人がいた。
そして、提言の初めから・ビルメンテナンスの「価値」とは何でしょうか。で始まり、
更に、最終頁では・私たち自ら「未来のビルメンテナンス」を創ることに挑戦すべきてはないか。
で締めくくられている。
★3つの問い掛け
「業界が抱える問題の”本質的な”原因と解決の方向性とは?」
「顧客に真に必要とされる、ビルメンテナンスの”新たな価値”とは?」
「未来のビルメンテナンス業、私たちはどうあるべきか?」
この問いかけは誰のためでもなく、私たちビルメンテナンス業界の一人一人のための叫びである。